2026/01/21 11:04
グレゴリオ暦の元旦から旧暦の元旦(2月17日)までの間、私はこの期間を「この世の休み」にしています。この間の自然はとても静かで、まるで眠っているよう。地を這う多くの植物たちは、寒い冬の間は地下で土に護られながら十分にエネルギーを蓄え、静かに暮らしています。私もそんな植物を見習い、この一年を全うできるよう、今は自分の中のエネルギーを蓄える時間にしています。
一年を通して毎朝飲むコーヒー。でも、12月中旬から2月まではホットチャイが飲みたくなります。チャイの始まりは、イギリス統治下にあったインドで、高級茶葉の屑茶を美味しく飲むために考案されたものだとか。いくつかのスパイスを入れた紅茶とミルクを合わせて作ります。
基本となるスパイスは、カルダモン、クローブ、シナモン、そしてジンジャー。カルダモンとジンジャーはともにショウガ科の植物で、世界で最も古いスパイスの一つです。そして高価なスイスの一つでもあります。現代を生きる私たちにとってスパイスは手軽に買える香辛料ですが、紀元前から中世の医学が発達していない時代では、大変貴重な薬でもありました。
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カルダモン:消化剤、口臭消し。お腹が張ったり、しくしく痛むときに有効。ニンニク臭にも効果的。
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クローブ:痙攣を抑える。ヒステリーなどの鎮静剤。インドではお腹の張りや気管支炎の薬として処方。
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シナモン:血糖値を整える作用、冷え性改善など。
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ショウガ:新陳代謝を高める、免疫力の向上、冷え性改善効果など。
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セイロン茶:チャイで使う紅茶におすすめ。
ミックスチャイは、カルダモン、クローブ、シナモン、ショウガ、茶葉がミックスされています。
スパイスから作るチャイは、自分の好みに合わせてスパイスの量を調整できるので、自分に合った美味しいチャイを飲むことができます。初めは面倒に思うかもしれませんが、ぜひ試してみてくださいね。難しいことができない私でも続いているので、本当に誰にでも簡単に作れますよ。
ここで私流の作り方を紹介しますね。
まず、スパイスを全部すり鉢などで潰します。こうするとスパイスの香りがぐっと高まります。生姜は乾燥のものがあると便利です。無いときは、生の生姜を皮ごと一緒に潰して使ってください。
鍋に水300mlと潰したスパイスを入れたら火にかけます。弱火から中火でじっくり香りを出しましょう。沸騰したら弱火にして3分ほど煮出し、火を止めて茶葉を入れ、3分待ちます。

別の鍋にミルクを入れて温めます。甘味を加えるときは、この段階で加えてください。ミルクは火がすぐに通るので、弱火にかけて離れないようにしましょう。

ミルクが温まったら、茶こしでスパイスティーをミルクの鍋に加えます。

よく混ぜて出来上がりです。

なんでもそうですが、素材の良さが仕上がりに出ますので、是非オーガニックの香り高いスパイスを活用してください。多少高くても、その分、体の芯から満足できると思いますよ。
冬は寒いから良い。そんなふうに思える身体が欲しいですよね。冷たい空気も気持ち良いと思える日常は、体の深部が温かいと叶います。かくいう私も、東京で暮らしているときはひどい冷え性でした。夏でも足が痛いと感じるほどの冷え性だったのです。それが農業を始めて、生姜を毎日食べるようになってからは、年々寒さに強くなっています。
すぐに効果が欲しいと思いがちな時代。でもそんなものはこの地球には存在しません。すべては日々の細やかな積み重ねで、それをどれだけ楽しめるかに尽きます。私は本気で、生姜で国保負担を減らせると思っているので、どうか皆さんにも生姜を毎日食べてほしいです。私もより多くの皆さんに生姜を使ってもらえるよう努力したいと思います。食べるだけでなく、作ることも体質改善にはとても良いので、休暇を取るつもりで生姜栽培体験にもお越しくださいね。
少しずつ、今年の植え付け準備を進めています。畑の様子などもブログやインスタに投稿しますので、ぜひフォローしてくださいね。
