2026/08/04 12:49


現在、私は「note」とショップブログ、二つの場所で文章を書いています。

「note」では、どちらかというと物事をロジカルに整理して書いていますが、こちらのブログでは、もっと私の本当の言葉を綴っていきたい。

きれいにまとめすぎず、その時に感じていることを、そのまま書く。

そんな日記のような場所にしていけたらと思っています。

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300kgの生姜から始まった

2012年、私は自然栽培の生姜で就農することを決めました。

初年度に生姜を植えたのは、わずか2畝の畑。

収穫できた生姜は、300kgでした。

その300kgの生姜を売り始めたところから、soranositaの事業は始まりました。

当時の私は、本気で思っていました。

「日本の農業を元気にするんだ!」

「過疎の農村を、もう一度、人が集まる農村にするんだ!」

自分が農業をすることは宿命なのだと、何の疑いもなく信じていた。

当然、新規就農者として、何があってもやり抜く覚悟もありました。

でも、周りの人たちはきっと、

「東京から移住してきた人に、農業なんてできるわけがない」

「今だけで、どうせ続かないだろう」

そう思っていたはずです。

そりゃ、そうだ。

今の私なら分かります。

当然だよね、と。

どんなことがあっても。

どんなに辛くても、苦しくても。

絶対に目的に向かってやり抜くんだ!

そんなに気合いの入った人間、普通はいないもんね。

はっきり言って、当時の私は、ただの変人だったと思います。

でも、変人も14年続けると、少しずつ認めてくれる人が出てくる。

最近、そんなふうに感じることが増えました。

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一周回って、高知に戻る

これまで、soranositaの販売先は、ほぼ100%県外でした。

理由は単純です。

高知県内だけをマーケットにして、十分な売上をつくることは難しいと思っていたからです。

2013年に、自分で育てた生姜の卸販売とECでの小売を始めてから、2025年までは、ほぼ県外に向けて商品を販売してきました。

でも、2026年は、高知県内にも、もっと発信していこうと考えていました。

きっかけの一つは、「GINGER ALE BEER」のリーフレットを作ってくれたデザイナーから、

「高知県でも売ってほしいな」

と言われたことでした。

そして、もう一つ。

「仕事は、暮らしの延長線上にあってほしい」

という思いが、以前よりも強くなっていたことです。

県外に向けて走り続けてきた14年間。

一周回って、もう一度、高知に戻ってきた。

今は、そんな感覚があります。

そう考えながら、相変わらず、今できることを淡々と続けていたら、結果として、高知県内の4つの事業者との取引が始まりました。

私が仲良くさせてもらっている、ある会社の社長さんが、こんなことを言っていました。

「結局ね、なるようにしかならないのよ」

って(笑)。

私も、本当にそう思います。

結局、なるようにしかならない。

でも、この言葉を本当の意味で使えるのは、相当なことをやってきた人だけだと思っています。

やるだけやった人が、最後に言える言葉。

それが、

「なるようにしかならない」

なのかもしれません。

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高知蔦屋書店にビールが並んだ

そんな流れの中で、高知蔦屋書店に、弊社の「GINGER ALE BEER」が並びました。

これは、本当に嬉しかった。

蔦屋書店でビールを取り扱うことは、一定のリスクを伴う選択でもあるそうです。

それでも、この商品を即決で取り扱ってくださった。

本当にありがたいことです。

一歩前進するたびに、大きな学びがあります。

そして、そのたびに、

「次は、こうしたい」

という新しい目標も生まれます。

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2回目の醸造まで、1年かかった

今回、2回目の製造まで、約1年かかりました。

この1年間、私は相当悩んでいました。

理由は、価格です。

プロダクトの評価は高い。

でも、価格がボトルネックとなり、商談が成立しない。

そんな事例が、かなりありました。

どうにかして価格を下げられないか。

OEM以外の方法はないか。

自社醸造に進むには、何が必要なのか。

さまざまな可能性を模索した1年でした。

そのおかげで、これから進むべきロードマップは、少しずつ見えてきました。

とはいえ、そろそろ2回目をリリースしなければならない。

そう考えていた矢先、共同経営者の八木が言いました。

「やりなよ。銀行からも融資してもらったんだし、何とかなるんじゃない」

いや、めちゃくちゃ気楽に言うやん(笑)。

でも、その言葉に、私は救われました。

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失敗しても、許されるのか

私は、いつも思っていたんです。

「絶対に失敗したくない」

何をする時も、絶対に失敗したくない。

失敗する余裕なんて、自分にはないと思っていました。

でも、その言葉を聞いた時、

「ああ、失敗しても許されるのか」

そう思えたんですよね。

失敗する可能性があっても、やっていい。

失敗しないことよりも、前に進むことの方が大事なのかもしれない。

そう思ったら、気持ちがものすごく楽になりました。

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踏み出してみたら、景色が変わった

そして、1年かかって、ようやく2回目の醸造に踏み切りました。

いざ蓋を開けてみると、当初から希望していた取引先との商談が成立。

POP-UPも開催させていただき、新しい取引先も増えました。

さらに、前回は実現できなかった、高知県内での販売も始まりました。

本当に、ありがとうございます。

「GINGER ALE BEER」をリリースしたことで、展示会では、商品そのものだけではなく、弊社のプロダクト戦略全体にも注目していただけるようになりました。

1回目のリリース時と比べても、営業自体が格段にやりやすくなっていることを実感しています。

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残り480本。ここからが勝負です

とはいえ、「GINGER ALE BEER」は、現在残り480本。

私は、このビールを絶対に生かしたい。

ただ売り切りたいのではありません。

この先の未来につなげるために、飲んでほしいのです。

「GINGER ALE BEER」は、高知県産生姜を15%使用した、スーパー辛口でスパイシーなクラフトビールです。

ビールのことをいろいろと調べていたら、「二日酔いになりにくいビール」を開発しているチームがあることを知りました。

その材料の一つに、生姜が使われているそうです。

いやー、納得です。

ビールが好きな方には、もちろん飲んでいただきたい。

でも実は、ビールがあまり得意ではない方にも、おすすめしたい商品です。

私自身、ビールの爽快感は好きなのですが、すぐにお腹いっぱいになってしまうし、体質にもあまり合わないので、普段はそれほど飲みません。

でも、このビールは生姜が15%入っています。

生姜の香りと強い辛みがあり、食前酒としても、食中酒としても、食事を引き立ててくれる。

1本で十二分に満足していただけるクラフトビールです。

普段、1本1,170円のビールなんて、なかなか飲まないですよね。

分かります(笑)。

でも、どうか一緒に、生姜の未来をつくってください。

この夏は「GINGER ALE BEER」を片手に、家族や仲間たちと、それぞれの未来を語り合っていただけたら嬉しいです。

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生姜の新しい世界をつくる

私たちの挑戦は、まだまだ始まったばかりです。

この先も、多くの困難にぶち当たると思います。

それでも、必ず生姜の新しい世界をつくっていきます。

どうか、どうか、この夢を応援してください。

この夢は私一人の力では絶対に実現できません。

でも、関わってくれる人が増えれば、必ず実現できます。

どうか、一緒にこの夢叶えてください。よろしくお願いします。